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コバルト色の花
作詞 ヒサヤス
掛け違えた ボタンの下
いとしい胸の 膨らみ
すがりつく 勇気など
とうに僕は なくしてた

あんなに 愛せるなんて
もう二度と ないかも知れない
仕事に 追われながら
しばらくは 一人でいるよ

君が置いて行った コバルトの花が咲き
泣けと僕にせがむから 南の窓は閉めたままで

季節が過ぎた後で 思い出し窓を開けて
枯れ果てた花を見て 僕は泣いたんだ


意味深な 君のしぐさ
サヨナラの 合図さ
倒れこむ 純情は
力尽きて 砕けてる

何時かは 許せるなんて
罪なんて どこにも無いのに
傷跡 隠しながら
また誰を 愛するのだろ

君が置いて行った 雨ざらしの自転車
錆びた鍵のダイヤルを 出会った日に合わせ開き

こぎ出す重いペダルは 残された胸の痛み
軋ませて叫ぶけど 僕は走り出す

君のいない風景を

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公開日 2009/01/05
ジャンル
カテゴリ 紊掩
コメント どんなに深い悲しみも時間とともに風化してしまいます。主人公の涙は、やっと現実と向き合い、受け入れることのできた涙です。
ヒサヤスさんの情報











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