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フェイクエンド
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作詞 やました |
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闇と闇の間で声が聞こえる
「ここは何処だろう」 深い森の奥
迷い込んだ 愚かな一人の冒険家
せめて 翼さえあれば
未だに掴めそうにない 虚像と
残された僕の 錆びついた
心の中に さらに残るもの
つかみ損ね続けた 大きな宝
あの楽園はまだ
僕が足を踏み入れるのを許さない
ならば 忍び込んでやろうか
そう思っても 実現できないくせに
大きな太陽に見捨てられて 森は
すでに影を落とされていた
せめてここにいて 僕を
その光で 照らし出してくれよ
現在地さえわからないまま
夜が襲いかかろうとしている
僕は戦闘態勢をとる
それに立ち向かおうとする
今まさに掴んだもの
残された僕に残る力
まだ足があることに気付く
財宝はこの手の中 朝日が見えた
その足はもう
動き出している 太陽に向かって
さあ 楽園はどっちだ 答えて見ろよ
僕はもう そこには行かない!!
まだゴールは見えもしない
夜が何かにさえぎられた
僕を導くための 風が
足跡を残していく
雲の切れ間から差し込んでくる
雲の上の 偉大な太陽よ
もう等に 財宝の在処は
見えてんだ この目にも
阻んできた
障害物を 力任せに
蹴り倒しながら走る
手を伸ばせ、目を開け!!
残された僕の
その影から何が生まれる
見届けてやるよ
財宝はこの手にあった
今 時はきたる
最果てへと踏み出すんだ
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