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灯(ともしび)
作詞 車椅子少年
今日の空を見て何となく思った  
「綺麗だなぁ」って
毎日見てる空だもの
ホントはいつもの空と別に変わりはしない

ただそこにある雪は輝きを浴びて煌めいている
真っ直ぐ前を向いたら眩しすぎるけど

そこにある季節が僕をまた撫でるんだ
遠い空に映す僕の心
偽りなんかいらない
多少汚くても世界は廻る

あのときあそこで感じたのも
全ては酩酊(めいてい)の幻なんでしょう?
形がよくたって色が美しくたって何も残りはしない

他に見せるけどいつかは壊れてしまう儚い影
それを直視しても感じはしないけど

そこにある季節が僕をまた撫でるんだ
見せ掛けの魅力で僕を誘惑するけど
黄ばんでいても世界は廻る

君の目に見えるのは本物ですか?
君の耳に聞こえるのは甘言ですか?

僕の鼓動の音は確かですか?

目の前が絶望で満たされても消えない
アナタの温かさを知ってるんだ

僕が奏でる奇跡を見ているんだ
灯が消えそうでも小さくても揺れてる
大きな壁が僕を遮ったって進んでいく
君が生きて
僕も生きて
それぞれの命は揺れてる

何処へ行っても変わらない
命の灯(ひ)が光ってる
汚れてても少なくとも
それが未来への道

たまに流されて嘆くけど
それでも僕は揺れてる

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公開日 2009/01/08
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カテゴリ 綽吚
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