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優しさひらひら
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作詞 蜘蛛之蝶子 |
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ひらひら舞う桜色のソレに
想いは儚く消えていく
どんなに想いを言葉にしても
君は優しく笑うだけ
ただ想いを伝えたかった
君と笑っていたかった
君が優しく笑うから
その心に気づけなかった
『ごめん』という君の顔に
笑顔なんてひとひらもなく
離れた場所に残ったものは
君の静かな言葉
ひらひら舞う紅色の欠片に
言葉は寂しく消えていく
どんなに想いを形にしても
君が切なく笑うだけ
ただゆっくり歩きたかった
君と来た道どこまでも
君が優しく笑うから
ずっと一緒にいれると思った
『いいよ』と笑う君の言葉
私の想いと違う返事の
ただ咲いただけの桜の花は
誰かのためには咲かなくて
さらさら吹く水色の風に
悲しみ冷たく残されて
どんなに優しく吹いたって
冷たいことには変わりないのに
いっそ強く冷たく吹いて
私を遠くへ飛ばしてくれれば…
ひらひら舞う桃色の桜に
想いは静かに消えていく
どんなに想いを言葉にしても
君は優しく笑うだけ
冷たい風が身を切るように
それでも静かに優しく吹いて
私をその場で散らばせて
そのまま遠くへ吹いていく…
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