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あいくるしい
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作詞 N. |
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「愛って何なのですか」
例えば 今君の少しはねた髪を撫ぜること
例えば 今交差した視線をふっと逸らすこと
時折 君が投げ掛ける途方もない質問を楽しく思うこと
外に少し眼を遣って 心臓を休ませてやろう
鼓動がゆっくりになったなら また交わそう
壊れそうな胸の奥の奥の奥
君はいとも簡単に触れて頬を染める
無邪気な感情が暴れて身体ん中をめったうち
苦しくて 苦しくて
「私を愛しているの」
例えば 今君の唇でなく眼を見ること
例えば 今こうして指で頬っぺたを拭うこと
時折 君が流している透明な涙を愛しく思うこと
風がうなじを攫ったら 僕らは一つになろう
鼓動を合わせて少しずつ 空に溶けよう
壊れそうな胸の奥の奥の奥
君はいとも簡単に触れて頬を染める
無邪気な感情が暴れて身体ん中をめったうち
苦しくて 苦しくて
ずっとこのまま二人で居たら
死んでしまいそう 脈打つ音
はちきれて ばくはつして とまってしまいそう
息のつまるような指先 飛ばしあった眼と眼
壊れそうなその横顔をなぞれば
君はそっと僕を振り返り頬を染める
無邪気な感情が暴れて 身体ん中 心ん中
苦しくて 苦しくて 苦しい
愛してる
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