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蒼き日々
作詞 サブマリン
雲が切れてゆく 強い風に流されて
靡く髪を押さえながら まだ見ぬ世界
遠い目をして ずっと空を見上げていた

寄り添う温もりも 無邪気なやりとりも
僕をまた強くする そんな気がしていたから

蒼き日々を駆け抜けて 僕ら何処に辿り着くのだろう
胸を焦がす程 近くで笑っていた君も
ずっとシャツの袖を持って歩いていた あの姿も
失ってきた温もりを その痛みを今 胸に留めて
少し大人になった その優しい瞳で空を見上げて

空に溶けてゆく 割り切れないままの想い
何とか前へ踏み出そうと 涙を隠して
遠い目をして 広がる空を見つめている

変わりゆく事の恐怖 縋ってしまう事へのジレンマ
僕をまた惑わせる はぐれた手を探している

蒼き日々を駆け抜けた 僕ら何処で巡り逢うのだろう
立ち止まる背中を 強い風が吹き付けるけれど
哀しみの重さで 俯いたままの心が震えている
縋ったまま流れに 逆らう痛みを受け止めて
いつも孤独に佇む その無力な両手で抱えて


蒼き日々を駆け抜けて 僕ら何処に辿り着くのだろう
胸を焦がす程 近くで笑っていた君も
今は何処かも分からない 遠い場所

蒼き日々を駆け抜けた 僕ら何処で巡り逢うのだろう
立ち止まる背中を 強い風が吹き付けるけれど
哀しみの重さで 俯いたままの心が震えている
失ってきた温もりを その痛みを今 胸に留めて
少し大人になった その優しい瞳で空を見上げて

今 静かに駆け抜けてきた 蒼き日々を振り返って

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/10/11
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コメント がむしゃらに駆け抜けてきた季節。それは、僕にとっては蒼き日々。近くで笑っていた姿、声、匂い。そんなすべてを失って、縋ったままの心がまた孤独で震えている。“今”を手に入れる為、支払ってきた多くの犠牲と代償。その痛みを胸に留めて。
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