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あの日と同じ空
作詞 サブマリン
いつか君が このノートを見たとしたら
そっと静かに閉じて置いてほしい
言葉など要らないから 静かに手を繋いで

呟く言葉が虚しく 群れを作る
羊雲を見つめた瞳には あの日の空

あぁ 僕は何処へ向かっているのだろう
吹きすさぶ風に問いかける
遠くへ 何処か戻れないほど 遠くへ行きたい
現在(いま)を嘆けば 嘆くほど 滅入ってしまう
そしてまた 心の中で飛び出してくる
見知らぬ人物と 対話して首傾げて

いつも僕は このノートに殴り書きしてきた
いつも本音だらけ 擦り傷のようなフレーズ
“見返りなど要らないから 傍に居させて”

鍵をかけてきた扉 向こう側には
消えてはくれない思い出 あの街

あぁ 僕は何を探しているのだろう
行き止まりの壁に 夢を描いたあの日
もう一度描けるなら 誰かの背中を押してみたい
耳を澄ませば 澄ますほど 聴こえなくなる
それは 君の声


あぁ 僕はどうして生き続けているのだろう
悩むから 生き続けていられるのか
あの日 今居る場所へ立つのに必死だった
ただ 強く夢を信じたあの日へ もう一度

あぁ 僕は何処へ向かっているのだろう
分からないから ただ繰り返すよ
この場所 いつかと同じ空の下 群れを探す
目を凝らせば 凝らすほど 見えなくなる
滲んだ青を浴びて 風に触れる
いつかの僕に話し掛けて

いつか君が このノートを見たとしたら
そっと静かに閉じて置いてほしい
言葉など要らないから 静かに手を繋いで
あの日と同じ空を見上げて

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公開日 2007/11/01
ジャンル
カテゴリ 綽吚
コメント 日記感覚で書いたものです。
過去の自分と会話したくなる時ってあるんですが、そんな時は今まで書いた詩を読み返してみます。
僕は、変わってしまったのかな。あの頃の自分が見たら、なんて言うだろう。
サブマリンさんの情報











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