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夢を見ていた
作詞 サブマリン
春の霞に包まれて 僕は目が醒めた
今まで見ていた世界 消えてしまったすべて
キョロキョロ振り返っては 認めたくなくて
空になった隣に戸惑っている

叶えられた願いのその反対側
見て見ないふりをしていた 誰しも何か
失いながら それぞれ生きているのに

夢を見ていた 目が醒めてから気付いた
胸を熱くする 僕ら夢を見ていた
大好きだったすべて 大嫌いだったすべて
今となれば 君との時間が僕のすべてだった
急き立てられながら 見上げた空にユラユラ
春風に 手放せないままの言の葉が揺れる
夢から醒めた 心が揺れる

朝の光に包まれて 僕は目が醒めた
当たり前過ぎた世界 繋ぎ止めれない指先
不意に大きく振り仰いで見た 空はただ蒼くて
それでも進まなくてはならないけど
まだ躊躇っている 微睡みを生きている

満ち足りた想いのその反対側
見て見ないふりをしていた 誰しも何か
失いながら それぞれ生きているのに

夢を見ていた すべてを終えてから気付いた
笑い転げた時間 僕ら夢を見ていた
思い悩んだすべて 受け入れてきたすべて
今となれば 君との時間が僕のすべてだった

夢を見ていた 目が醒めてから気付いた
胸を熱くする 僕ら夢を見ていた
大好きだったすべて 大嫌いだったすべて
今となれば 君との時間が僕のすべてだった
人混みに紛れて 遠く離れてしまって フラフラ
春風に 踏み出せないままの我が身が揺れる
夢から醒めた 心が揺れる

霞の空に 手放せないままの言の葉が揺れる
夢から醒めた 心が揺れる

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公開日 2020/03/27
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コメント 夢のような時間。当たり前に過ぎていた時間もじつは、そんな夢を見ていたような時間だったのかもしれません。夢から醒めた心は、言の葉と同じ踏み出せずに揺れたまま。
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