|
|
|
少年よ 項垂れる事なかれ
|
作詞 サブマリン |
|
少年よ 項垂れる事なかれ
型に嵌まりながらも はみ出す事を止めるな
苦汁の中を泳ぐ 息苦しくも美しくないフォームでも
形振り構わない その姿を自らの心に焼き付けろ
歳を重ねるほど 郷愁に飲まれそうになる
帰りたくなる そんな場所で会いたい人がいる
過去を生きる事なく 現在を生きてゆけ
安っぽい啓発ソングは すぐに未来を餌にする
感傷に浸る大人どもは 子どもに自分を重ねて
その視線に負けないで 抗い続ける事を止めないで
反発する心に 迎合なんてしないで
少年よ 項垂れる事なかれ
はみ出す事を求めるも 型に留まる事を投げ出すな
大空の中を漂う 糸の切れた凧 行き先は風まかせ
自由の荷は重いぞ それを選ぶのもそれこそ自由だけど
歳を重ねるほど 妥協に揉まれながら生きる
やり直したくなる そんな場所でやり直したい人がいる
過去を生きる事なく 現在を生きてゆけ
安っぽい恋愛ソングは すぐに悲哀を叩き売る
感傷を知らぬ物知り家は 相手に自分を重ねて
その視線で攻撃して 自由である事を守る為に
自由を差し出して また見立てた敵に戦線布告して
少年よ 項垂れる事なかれ
誰もが通る道 擦り抜けた大人もいるけど
偉ぶっていても 自分を省みる事を忘れた鈍感さ
体裁ばかりを構っている そんな姿を自分に活かせ
そんな奴らより 項垂れる少年よ
よっぽど 可能性があるじゃないか
老いぼれてゆく それだけの奴らに負けるんじゃないぞ
未来に思い上がる事なく 現在を生きてゆけ
ありふれた物語は すぐに困難に蓋をする
傷口に滲みる汗と涙 美談になんてならないぐらい
その不安に負けないで 戦い続ける事を止めないで
反発する心に 迎合なんてしないで
少年よ いつか君もこちら側に来る事になる
かつての少年よ 項垂れる事から逃げるな
少年よ 項垂れる事なかれ
|
|
|