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作詞 サブマリン
何度も弾かれたパスワード
かつて上手くいった あの魔法の呪文じゃ
もうダメだって事は この僕が一番よく知っている

頭を抱えて 何とかして捻り出そうとする
短くて 核心に突き刺さる何かを

今はまだ その向こうには何があるのかは分からない
だけど 僕は知っている
そこには 希望に満ち溢れているだけではない
暗く閉ざされた常闇のような 絶望も
受け入れてきた 時の流れの中で僕は
それを学んできたのだから


何かに準えたパスワード
いつもその場凌ぎだから 空に浮かんではパチリ
まるで夢を見ていたよう 残るのは何もない今

絡まり合った絆で身動きが取れない 息も出来ない
仕方がないから 一つ一つ断ち切ってゆく
言い訳を片付けるのは 一人になるという事


今はまだ その向こうには何があるのかは分からない
だけど 僕は知っている
そこには 希望に満ち溢れている訳ではない
むしろ 耐え難いほどの苦痛に苛まれる事を

だけどまた この扉を前にして息を吸い 吐き出している
いつも 僕は見つめている
そこには 希望に満ち溢れているだけではない
暗く閉ざされた常闇のような 絶望も
受け入れてきた 時の流れの中で僕はそれを学んできた

そして またその中へと飛び込んでゆく
受け売りの言葉ではない
自分の中から 湧き上がる言葉でしか語れない
そんなものを 言葉で表しながら

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2012/01/04
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カテゴリ
コメント 言葉。一番身近で、遠いもの。自分が「これだ」と思う言葉は、なかなか見当たらない。いつも目の前は希望に満ち溢れている訳じゃない。その希望よりも、もしかしたら多くの絶望が待っているかもしれない。そんな時、頼りになるのは受け売りの言葉ではなく、自分の中から湧き上がる言葉。それが、パスワードになる。
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