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ビッグクランチ
作詞 MSHB
歩み行く 睡蓮の世界へと
生命の 理に導かれ
緑の葉が 赤く染まり
ひらり落ちるように

星たちは 速度を速めていき
高音を 響かせていきながら
まるで命 終わらすよう
呼吸を早めてく

星たちもまた 廻り巡る旅を始めるように
素粒子たちも 交わりを早めるように

生ける者へ 語るならば
忘れぬように してほしい
大地の色に 海の色
この球(ほし)もまた
音に誘われて

命たち 音楽に導かれ
その姿 飽きるほど眺めてた
近くの星 遠く離れ
孤独が広がって

素粒子は 全て知っていたんだ
創造の 終わりの意味すること
それは自分 動くことを
止めていくことだと

まるでその意味 命たちの心を止めることに
素粒子たちは カオスという世界で気付いていた

素粒子たちも 悲しんでいた
このことは 運命(さだめ)だった
精霊たちも 命を見ながら 無常に浸った

生ける者へ 捧ぐ(ささぐ)ならば
ムゥサの歌が ふさわしい
精霊の声 木々の色
抱きながら 向かっていく

素粒子たちは この運命へと
共命鳥(ぐみょうちょう) を追うように
睡蓮の弾く 曲に合わせつつ 無常に浸った

生ける者へ 語るならば
忘れぬように してほしい
大地の色に 宇宙(そら)の音
この球(ほし)もまた
廻った世界へ

AABSAABCS'CS

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公開日 2009/10/01
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コメント 球と素粒子にも終わりはあるはずで、それを想像しました。
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