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しろ
作詞 空色kinoko
あたしの毛の色は しろ
景色は昨晩から 雪
積もって光る雪に あたし浸みこんでしまいそうです

あたしの眼の色は あか
氷に濡れた甘い 粒
丸い蜜の外側 あたし落っこちてしまいそうです

ガラスからこっちは 暖かい空気だけ
あなたの白い指 あたしは拒まない

嫉妬 したりするのよ 膝の上の
スケッチブック 物理学の本とか
何か 覚えたって 結局すぐに
虹は消えてしまうのよ もっと構っていて
…誰かが来てしまう前に


あなたが探す色 あお
寂しくて深い色 空
あなたの知らない世界 あたし目隠ししてしまいそうです

ガラスから視えるのは 片方の時間だけ
もう片方の蒼 あなたは手を伸ばす

長い 尻尾振っては あなたの膝
甘い音立てて 擦りついてみるけれど
かなしい グレーの眼に 息が止まるの
遠く離れそうになる もっと触っていて
…誰かが来てしまう前に


知っているんでしょう?
あたしがあなたを好きなんだって
どうしたって それだけは変えられないのよ
描きたいものこそ 眼の前には無いものね
長い前髪ごと おでこがあたしの おでことキスをした

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/02/07
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コメント 白い猫と、窓の外が雪景色なイメージです。
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