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もう離さない
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作詞 唄音 |
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いつからか 遠くなっていた
近すぎて 見えなくなっていた
君はいつだって 僕を見ていたのに
君からの いつものメール
適当に見て ポケットにしまった
本当に 当たり前のように
適当に遊んで 家に帰った
君と過ごしていた部屋に
いるはずの君はいなくなっていた
色とりどりのロウソクが並んで
いつもより豪華な冷めたご飯
今日が 二人が出会った日だと
今になってようやく思い出した
君は僕のことを分かってるなんて
違う 君に我慢させてただけだ
こんな大事な日まで 君を一人にして
僕は 何をしているんだろう
1番近いから 1番わかってるから
だから 1番後回しにしていたのは
1番 大切なものだったのに
僕は家を飛び出して 君を夢中で探した
ふと 思い出した 君との約束を
「あなたと出会った日には
思い出のあの場所に行こう」
僕は 全速力で走った
君が ベンチに座っていた
心の底から 安心した
君に近寄って 顔を見ると
涙の痕があった 痛々しいほど
「あなたは私をいらないんでしょう?
もう 私 自信がないの」
僕は 震えながら 泣きながら
君を抱きしめていた だって
君がいなきゃ 何も出来ない
君が世界で一番大切だから
もう こんな想いさせないから
ずっと 僕のそばにいて
こんな身勝手な僕を 君は
泣きながら抱きしめてくれた
人は 不思議だと知った
君に出会ったとき とても
これ以上ないくらい好きだった
なのに 今 あのころよりも
君を愛しているとわかる
これからも もっと好きになっていく
もう 見失わない もう 離さない
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