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透明な日々
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作詞 色嘉 |
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五月雨落ちた火曜日に
あたしは心を無くしました
遠くに貴方の声が響く
離脱した健気な意識は
いつも貴方の傍に居ました
弱肉強食を知りながら
「せめて」と願い見た横顔に
触れられない透明な指先
この口が欲しがった全てを
そこに見つけられたとしても
切ない些細な日々は
いつも貴方から始まりました
それだけでも十分だったのに
夢の中に似た光景であたしは
喜びと熱を感じました
痛覚が許された現実では
とても叶わない幸せだけど
痛覚が許された現実でも
あたしはそれで満足でした
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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