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他人に壊されるなら自分が壊そう
作詞 唄月
君のその顔見るたびに
僕の中では何かがホッと
君のその声聞くたびに
僕の中では何かが落ち着く
君のその笑顔は
僕の中であったかくなる

たとえば君はガラス細工
力を入れたら割りそうで
白くて細い君の腕
つかもうとして手を止める

たとえば君は夜の月
たくさんの星の中で光を放つ
手を伸ばしても届かずに
虚空だけが手の中に

たとえば君はシャボン玉
虹色光って浮いている
触りたいけどつかめずに
触れた所で割れるだけ



ふわふわしてる笑顔を見るたび
この手で泣き顔に変えそうで
胸の奥がずきりとなって
こぶしを固く握り込む

握りすぎた手のひらに
爪が食い込み裂けたなら
流れ出るのは君への気持ち
真っ赤な情熱 命の欠片

見つけた君に声を掛けれず
空気だけが口の外
当然気づくはずもなく
降り出す雨に掛けてった

僕はひとりで道の上
雨に打たれて立ちすくむ
見上げた雲はどす黒く
僕の心を染めていく

バキリと嫌ーな音をたてて
プラスチックを踏みつけたなら
もう遠慮はしないよと
鞄片手にかけだした

(たとえ君が君じゃなくなっても)

080905

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公開日 2008/09/06
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コメント (たとえ君が君じゃなくなっても)
我慢しすぎた故の独占欲。
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