|
 |
|
東京饅頭ラプソディー
|
| 作詞 吟華 |
|
いつまでも不景気なこんちくしょうな世の中で
俺の小さな幸せはガソリンが２円安くなったこと
これでお前の為に、もっともっと走り回れるぜ！
喜んだのも束の間、次の日には３円上がってら
こんな世知辛い世の中を一瞬で変えちまうのは
今にも廃れ去りそうな商店街を何十年も支えてる
和菓子屋のばあちゃんで「今日は寒いね」なんて
さすが生みの親、頭のうえ金賞輝く饅頭より
もっと煌くばあちゃんの笑顔にゃ足元にも及ばず
３分前まで冷え切ってぼやいてた俺の心を綻ばす
ああ、偉いぜ昔の人は こんな雨も栄養なんだぜ
不幸だってなんだって吸収しちまえっていうの
俯いていちゃ駄目だろうと地面の水溜りが慰める
口先ばかりで動けないなら同じ穴の狢ってもんで
テレビの中だけ口パクで配られるだけの新聞も
偉ぶってみたところで誰彼ニートと変わんねぇ
不景気だなんて時代に名前を付けてみただけで
仕方ねぇなとやり過ごしてる場合じゃないだろう
なによりも大切なモノ 時の悪魔に奪われるなら
いつまでもグズグズ へたれちゃ居られねぇさ
気がつけばみんなが 大事なものを見失っていた
お前の笑顔は俺という名のポンコツ車の原動力
とりあえず笑え！ ばぁちゃんに続け！
（俺、もうガソリンが値上がってもめげません！）
ばぁちゃん、この栗饅頭サイコウに美味いです
俺、なぜか泣いてます 甘いものには弱いんです
ついでに云うと温もりが嬉しくて堪らないんです
俺の生まれ育った東京は変わっちまいました…
それは嘘でした 俺が変わっちまったんでしょう
忘れず生きるばあちゃんが思い出させてくれました
世の中の全てのばぁちゃんに、シェイシェイニィン！
じぃちゃんの歌は こんど気が向いたら歌います
今日の気分は何故なんだ？ ヴィヴァ ばぁちゃん！
外国かぶれですいません「饅頭の心」学びます
ばぁちゃん、この栗饅頭サイコウに美味いです
俺、なぜか泣いてます 実は朝から辛かったんです
ばかですね、俺 やっと笑いたくなりました
ばぁちゃん、この栗饅頭サイコウに美味いです
俺、なぜか泣いてます 甘いものには弱いんです
ばぁちゃん、俺 貴女の笑顔に心から感謝します
|
|
|
