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名も知らない星に囲まれて
作詞 るぎり
ねえ、覚えてるかな? 君が本を読むのに夢中になって 
相手してくれなかったこと ふてくされてみたりしたね
だけど君は読み終えてちゃんと抱きしめてくれた

どんな星空よりも 
君の作ったプラネタリウムの方が
ずっと輝いて ずっと綺麗

帰ってくると思ってた いつもと同じように
「ただいま」と一言言って笑いながら
だけど帰ってこなかった 君の姿さえも見えなかった
あの星空に君は消えてしまったのかな
もう一度会えるなら 私は「愛してる」と言いながら 
もうどこにも行かないように抱きしめるよ

ねえ、どれだっけ? 君がおしえてくれた星座
数知れずの星を 結び合わせた名前を覚えていた
そんな星のように君とずっと結ばっていたかった

思い出にひたりたくなかった
もう少し君のぬくもりに
触れていたかった

願うことは簡単すぎて 手に入れるのは難しく
もう君はこの世界のどこにもいないのだから
吹き抜ける風が冷たい 君の大きな背中はもうない
名も知らない星に囲まれて記憶を何度も辿った

一つの星に君という名を名付けた
それがせめての慰めだった
届きはしないけれど

帰ってくると思ってた いつもと同じように
「ただいま」と一言言って笑いながら
だけど帰ってこなかった 君の姿さえも見えなかった
あの星空に君は消えてしまったのかな
もう一度会えるなら 私は「愛してる」と言いながら 
もうどこにも行かないように抱きしめるよ

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公開日 2008/06/08
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コメント 本が好きで、星が大好きだった彼が
突然亡くなってしまった・・・
彼の彼女の心境を綴ったような詞ですね
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