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月を恋う
作詞 倖愛
街の人々の流れが
足早に僕を取り残してく
触れられないぬくもりを
手のひらで 持て余している

今もあの時の夢を見る
「君はもういないんだ」
一人言い聞かせた日々が
音もなく風に消えた

月を恋い 君思う時
僕は笑えるでしょうか?
闇に染まる心
今その切なさを抱きしめて

欠けた月は 心を奪い
動き出せず座り込んだ
いつか君を忘れられるのかな…


幾度(いくたび)巡る命の音(ね)
僕は君を見つけられるかな?
最期(さいご)の君の声が
響く景色 愛しい姿無くて

我慢して飲み込んだ涙の味
「消えた光を探して」
二人生まれ出逢えたこと
この想い 二つの奇跡

空を見上げ 光る星達
君の希望(みらい)と倖せ
笑って願い続ける
僕だけに出来ることを今

誰よりも 大切だから
かけがえのない君にどうか
笑顔が溢れていますように…


さよならさえも
輝いて…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2008/06/09
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コメント 私が書いた小説の主人公視点の歌詞です。HP上で通販したオリジナルCDに入れる特別曲の歌詞として書きました。『今なら分かる。あの“ありがとう”の意味が…。』
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