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傷跡
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作詞 みひろ丸 |
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今日の終電 疲れた足 上手く曲がらない
目を閉じてしまうと 闇の世界に 連れて行かれそう
揺られながら 汚いモノ こぼれ落ちてほしいのに
詰まったまま 今も見える ここにある 傷跡は なぜか際立っている
傷跡を 舐めあいたいわけでは ないのに
もどかしい 誰かに話したい
言えなかった ただ一つの傷の理由を
でも少し 待っていて まだ震えが止まらない
横たわってみた 草の上に 体投げ出した
迷惑そうに 私をよける 小さな虫達
ごめんね 私 体は大きいのに 心はとても小さいの
いつも それだけが 情けないの
傷跡が 語りだしそうで 私の過去は
私だけのものだよね きっと誰にも 話せない
話したくても 傷跡が どこかでそれを許さない
ずっと絡み合っていた
もう痛みなんてないのに
見えないところで 私を縛り付けるの
でも・・・
傷跡に 私は向き合うの 強く言うの
自分のために 私には もうあなたは要らないから
消えてほしいとは 言わない あなたは私の過去だから
大切な過去の証だから
傷見つめて 何が変わったの?
私は そうして 強くなれたの?
傷跡は 最初から こう言っていたの・・・
私を忘れないで そして隠さないで
どちらも許さないけど それでもあなたは自由だよ
今さらだけど 気づいたの 傷跡は 優しいんだよ
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