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青
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| 作詞 キオ |
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君がその埋まらない孔を
嘆き悲しむのなら 僕が塞ぐから
押し込めて けれど捨て切れないものを
どうか責めないで
犠牲と矛盾が君を苦しめて
夜を迎えないまま朝を連れてくるんだろう
光のない朝を ひとりきりの朝を
伏せられた目から覗く憂鬱の波を
掬い上げて その胸に還したい
空を掴み損ねたその指先を引き寄せて
あの青へ誘う冷たい引力に
抗う術となれたなら
君が強さを追い求める理由を
知らないけれど それでも
決意を宿した瞳の奥の揺らめきを
どうか消さないで
葛藤と本能が君を苛んで
海底の檻に自ら進んでしまうんだろう
闇の中の檻に ひとりきりの檻に
刻まれた記憶と刻み込んだ記憶を
半分でいい 僕の胸に委ねて
塞き止めた濁流の渦から抜け出して
あの青の中 せめて陽の届く場所で
自由に泳いで
伏せられた目から覗く憂鬱の波を
掬い上げて その胸に還したい
空を掴み損ねたその指先を引き寄せて
あの青へ誘う冷たい引力に
抗う術となれたなら
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