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ハルチカラ
作詞 show人
ストイックさに欠いた自分の道程
振り返れば投げたさじが散らかってた
縦列駐車ばかりうまくなっていく
あまりの無様さを日記に書きなぐった

そんな時でも、支えてくれる人が
「お前じゃなきゃ、だめなんだ」
そのことを思い出した時、草色の追い風が走る

その風に乗った蒲公英の種は
どこへ行くか知らないまま
それでも飛び続けている
いつか居場所を見つけるのだろう

マンネリ化に襲われた祝日の午後
机上に散らかった憂鬱の破片
とても片付ける気分にはなれなくて
布団の中、明日を呼ぶ呪文を唱える

どうしようもなくて、散歩に出てみた
追い風が向かうその先に
アスファルトからけなげに花を咲かせた一輪の蒲公英

その淡く黄色い春の結晶を
摘んで再び歩き出す
オレンジ色した夕日まで
ひたすらに走れるような気がした

さぁ、今咲かせ 僕の花

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2008/05/02
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コメント 初めての投稿です。
去年の今頃、自分の心境をもとに書きました。
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