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マルボロ
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| 作詞 ルリ |
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メンソールの味がした 煙たい香りが鼻に付く
口の中に広がった 苦い毒はハッカ味
可愛い外見装った ニコチンタールの集合体
まろやかな味に噎せ返る 甘い毒はハッカ味
空気が揺れて 形が変わる
紫煙を眺めた 午後１０時
悪戦苦闘で肺に満たして どうにかこうにか吐き出した
３回目には慣れてる振りして 咳き込んで少し落ち着いた
ふわりと臭った ニコチアナ
メンソールの味がする 異質な臭いに慣れてきた
身体中に広がって 鼓動が少し早くなる
炎が揺れて 灰がこぼれる
何もしないまま 午前２時
左手の指で弄り回して ほんの少しだけ火傷した
３本目には大人の振りして 嫌になって少し落ち込んだ
メンソール味の煙吐き出し 押し付け揉み消し鎮火作業
３箱目にはそろそろ飽きて いい加減もう落ち着いた
少し香った ニコチアナ
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