|
 |
|
高性能
|
| 作詞 ルリ |
|
誰もが認める高性能は 瞳に色を映さない
優しく無い笑顔で笑っているのは
感情の無いお人形
彼の手は人を傷つける為のもので
多くを語らない口は 誰かを悲しませる為のモノ
優しさを知らない人形は
利口な頭で覚えた痛みを人に与えた
覚えたての上辺だけの笑顔
感情のこもらない 無機質な言葉
誰もが頷く高性能は
純粋な子でありながら 悲しい殺戮のお人形
泣きたいと言って笑う彼が
瞳に映したのは悲しみ
誰もが認める殺戮人形は 悲しみだけを映してる
優しくない笑顔で微笑み続ける
本当は泣きたいお人形
彼の手は自分を抱きしめる為のもので
多くを語らない口は 自分を慰める為のモノ
温もりを知らない人形は
利口な頭で 覚えた哀しみを世界に零した
使い古した上辺だけの笑顔
悲しみだけ湛えた 冷たい言葉
誰もが認めた高性能は
純粋な子でありながら 優しさを知らないお人形
笑いたくないと笑った彼が
瞳に映したのは孤独
高性能なお人形は たった一人で笑ってる
哀しみで瞳は碧く染まっても
涙が零れ落ちることは無い
高性能と謳われながらも
当たり前の感情も持てない 無力な自分の腕も自分も
早く消えてしまえば良いのに・・・
孤独を抱えて彼は笑う
深い悲しみを持つ 哀色の声
みんなが認めた高性能は
殺戮の子でありながら 悲しい空っぽのお人形
気持ちなんて無いただの笑顔
哀色に染まった 無機質な言葉
誰もが認めた高性能は
最高傑作でありながら 感情の無い模造品
泣きたいと言って笑う彼は
「人形だから・・・」と呟いた
|
|
|
