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青春
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作詞 ムメイ |
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甘い香りと味がするこの日常を
僕は十年経っても忘れないだろう
汗とともに何かを流した日々を
僕は十年経っても忘れないだろう
はじけて消えた泡の色
だれが青いといったのだろう
手を繋いでいた ただそれだけで
僕らはすべてを知ったつもりで
出会いの季節の春なのに
どうしてこうも切ないのだろう
所詮は何もなかったといつか言うのかな
苦い味とホロリと辛いこの雰囲気を
僕は十年経っても惜しまない
心が鼻をつきぬけて目から出た衝撃を
僕は十年経っても惜しまない
ピンクに微笑む泡の色
誰が美しいといったのだろう
短い日々を過ごすただそれだけで
僕らはずっといたつもりで
随分長い道だったのに
どうしてここで別れるのか
あれほど見た笑みをいつか忘れてしまうのか
手を大空に広げて全てを掴んだつもりで
すべての色を見たような気がしてた
手を繋いでた ただそれだけで
僕らは大人になったつもりで
出会いの季節の春なのに
どうしてこうも泣いてしまうのか
笑顔のままで泣いてしまうのか
短い日々を一緒にいただけじゃ
色の全てなどわかりはしない
でも一緒にいた ただそれだけで
忘れない色を刻まれたのだろう
手をはなしてここで別れて道を歩んでも
共に見せ合った色だけは忘れない
誰が青いといっても青くない日常を
僕は決してわすれないだろう
誰が青くないといっても青い思い出を
僕は決してわすれないだろう
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