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ミルキーウェイ
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作詞 ムメイ |
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願い事は数え切れないほどあって
ひとつひとつを手にしたら重すぎる
内緒の短冊 照れくさい言葉でうめて
結んだ後で君の名前を呟く
色とりどりの風車(かざぐるま)が湿ったにおいを飛ばす
フィルターを挟む空で嘘みたいに星が光る
キラキラと星が舞う その光は僕を抱いて
臆病で小さな心を焼いた 夏のはじまりに
握った手は信じられないほど小さく
ひるがえった赤紫が香る
人それぞれの願い事が夜空の川に溶ける
些細でくだらない事も残さないで僕は放つ
ヒラヒラと君が舞う その香りは僕を巻いて
寂しくて切ない思いを焦がす 星空の下
君が泣いた事も 僕はしっかり覚えている
こんなどうしようもないこと 叶えてくれるはずもなくて
些細でくだらないことで嘘みたいに君が笑うなら
霞む空の向こうの川 溶けた願い 僕は掴む
キラキラと星が舞う その光は僕を抱いて
君が泣くその横顔に ごめんね
サラサラと流れ行く 願いを乗せるミルキーウェイ
輝いた綺麗な微笑みが実る 夏の始まりに
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