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冷たい指
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作詞 真藤 羽優 |
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隣に眠る君の事も よくわからない
自分すら わからないのに
君を全力で知りたいと願う
出来ぬことを願う滑稽さに悲しくなる
居心地のよさに近づこうとするけれど
冷たくて透明の壁が君と僕を隔てる
あんまり居心地がいいから
壁があることを忘れてしまうから
違う世界に住まうことを
すっかり忘れてしまうから
あきらめきれないから
また 手を伸ばして 指先を冷やす
手を伸ばしては届かぬことを知り
また 冷たい指先を寂しく想う
隔てるのは壁じゃない
隔てているのは君じゃない
僕は自分を 荊に捲いているのだと
隔てているのは 僕なのだと
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