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最後
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| 作詞 サボテン |
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さみしいよ
いかないで
約束したじゃん
ずっと一緒にいる
また行きたいよ
二人のひみつの場所
置いてかないでよ
もう二度と会えない
まだどれだけ好きか伝えてない
どれだけ愛しいか伝えてない
なんで言わなかったの
毎日がもどかしく過ぎていって
気持ちばかりが焦って
ただ｢大好き｣って言葉が
それが言えなくて
なんて不器用だったんだろう
今は手も届かない
見つめることもできない
声も聞けない
いつも隣にいたのに
あなたがどこにもいない
いまなら誰に何を言われたっていい
こうなるとわかってたなら
何をしてでも一緒にいたのに
なんでいなかったの
なんで恥ずかしがったの
なんで目を見て話さなかったの
なんでなんでなんでなんで
なんで、あのとき
抱きしめなかったの
最後になるとわかっていたなら
絶対手を離さなかったのに
なんといわれようと
いつものように
はずかしがって離したりなかった
ごめんね
恥ずかしがるばかりだった
あなたに何もあげられなかった
もう聞くこともできない
電話したら
あなたがいつものように
明るい声で、
少しためらいがちに
あたしの名前を
呼んでくれる気がして
呼ばれるとくすぐったくて
かけてもかけても
もう出てはくれない
あたしたちの時間は
もう進まない
帰りの道で
隣を見ても
あなたの横顔はもうない
どんなに耳を澄ましても
あなたの声は聞こえない
響くはあたしの靴の音
あなたの香りも
忘れてしまいそうで
怖くて寂しくて
手が冷たいよ
もうあなたはいない
携帯の着信音
あなたの時だけ
流れる曲
もう二度と流れない
流れるはずがないのに
期待するあたしが
かわいそうでかわいそうで
来るはずのない連絡を
待ち続けるあたしが
くやしくてくやしくて
毎朝あなたに会えると
期待するあたしが
さみしくてさみしくて
あなたのところへ行きたい
あなたがどう望もうと
あなたの隣に行きたい
もし叶うなら
夢でいいから会いたい
あの日で最後だったなんて
信じない信じたくない
夢であえるなら
目なんか覚めなくなったって
かまわないから
忘れるくらいなら
消えちゃいたい
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