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贈る歌
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| 作詞 あくる |
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啼き飽きちゃったオルゴール
今じゃもうただ沈黙と
奏でるばかりで 綺麗な声では啼かないけど
ずっと前から思ってた
“僕ノ為ノ声ジャナイ”と
今は大丈夫 きっと今は唄えるよ
刻んだ針の進んだ回数も
気に留めたりはしなかったよ
望んだ場所じゃない 標した現在地
欠落の地図 啼き止んだ箱
震える喉 もっと言葉にして
音を紡ぎ 闇を白く染めよう
例え君が耳を塞ごうとも
贈る歌 ルララルララ
踊り疲れたバレリーナ
今じゃもうただ泣きそうで
痛めた足から ようやく外された白い靴
もっと前から気付いてた
“コンナ命捧ゲヨウト
伝エルコトナド出来ノカナ”無理だろな
進んだ分が示した足跡も
気付かないまま 迷ってたよ
確認してみては 標した現在地
忘却の地図 くたびれた靴
震える喉 もっと言葉にして
声を乗せて 君を熱く染めよう
たとえ君が耳を塞ごうとも
届く歌 ルララルララ
刻んだ針は進んだ回数を
数えることをしなかったよ
流れ着いた此処を標した現在地
宝石の地図 旅路の途中
震える喉 僕が唄う歌を
揺れる瞳 涙溜めた君に
いつか届くように願いながら
贈る歌 僕の君のルララ
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