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おやすみ
作詞 KeG
陽の光が落ちて
闇が覆う
控えめにその存在を
誇示する月が
顔を出す

暗やみを照らす
その柔らかな光が
キミの顔を蒼白く映す

すべてがキミを
透り過ぎて
見えるかのように
キミは透き通っていた

握る手から伝わる
微かな体温

いつまでも
この手を離したくない

そう願っても
時は過ぎる
願いとは裏腹に
無情にも

アト少し
アト少しだけ
降り積もった時間は
少しの満ち足りた時間と
たくさんの切なさを
二人の間に残していく

おやすみ
何度繰り返したろうか
発するたびに
この手の握力を弱め
君と僕のつながりを
解こうとした

繰り返される
おやすみ
また明日なんてないから
遠い次までが
受け入れられず
この手は
いつまでも
諦めを理解しない

おやすみ
隣で言えたら
淋しくなんてないのに

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公開日 2008/04/09
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 一日の終わり言葉。
隣で言えりゃどんなに幸せだろうか。
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