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お別れハーバー
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作詞 憂鬱なマンハッタン |
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虹が消えた今 物憂げな雲が
空と胸の中 立ち込める
「あんなに愛していたのに」だなんて
人であることさえも惨めに・・・
うらぶれてる想いが夜霧を呼び寄せてる
哀愁港じゃ恋の音も海鳴りに掻き消されてく
鳴いて 鳴いて 鳴いて 鳴き止まぬ
海猫に心 重ねて見上げた
悲しい悲しい話と哀れむかのように汽笛がこだまする
波が打ち寄せて 愛と共に引いて
そんなことばかり繰り返す
「それでもどうして求めるの?」だなんて
思いたくもなかったのに・・・
シャンパングラス越しに眺めたあのシャトーは
黄昏岬で涙に濡れ錆びつき佇んだままか
揺れて 揺れて 揺れて 揺れ動く
蒸気船に思い出を乗せ見送った
楽しい楽しい幻は潮騒に滲む桟橋の遥か向こう
好きで 好きで 好きで 溢れ出た
言葉も想いも海へと沈むの
はなればなれ“別れ”が来るなら“出逢い”など どうしてあるのでしょう?
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