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帰り道
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作詞 Kazutaka |
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思い出したんだよ
君と過ごしてきた今までのことを
あの日から時間が流れて大切なことを
忘れてしまっていたよ
流してしまったね
君がいなくなった一人ぼっちの道路に
溢れてきた涙が流れ落ちて
跡がついてしまったね
握りしめていた手の感触を
今でも覚えているかい
僕は覚えているから
少し淋しくなってしまうよ
君と残してきた一つ一つが
今は思い出になっているよ
忘れたくないからいつだって
思い出してみるよ
夕方の帰り道を
一緒に帰った日から
僕も君も大きくなれたのかな
あの道を歩いてみれば
どこかに君がいるかもしれないから
手元に残っている手作りのマフラーを
首に巻いて家を飛び出したよ
いつものように
君の荷物をかごに乗せて帰ったこの道を
歩いてみれば懐かしく思えてきて
空を見上げてみたんだよ
忘れていたけど
一緒に見ていた景色も一人だと
この夕焼け空も淋しく見えるから
また泣いてしまうんだね
僕を呼ぶ声が聞こえた気が
したから探してみたけど
いるはずがないだろう
離れてしまったんだから
手元にあるのはこのマフラーだけさ
これだけが君の温もりさ
寒い日はよく二人で使っていたね
これからは僕だけが使うよ
夕方の帰り道を
一緒に帰った日から
僕も君もずっと探しているのかな
この道を歩いてみたけど
君はどこにもいなかったよ
手元に残っている手作りのマフラーを
見つめながら家に戻るよ
かごに乗せていた荷物は
今日もないままだね
二人を包んでいてくれた
マフラーもずっと一人きりだよ
今でも君が隣にいる気がしていたけど
本当はいないんだね
戻ってきてくれたらいいのにな
僕はいつまでも君を待っているよ
ポケットに入れたままの
拾ったボタンを見つめたよ
僕らの手が重なり合った大切な
ボタンが二人を待っているよ
もし会えたなら今度は僕から手を握ってもいいかい
前は君から握ってくれたからいいだろう
マフラーも僕から君を包んであげたいからさ
夕方の帰り道で
君は待っていてくれたよ
僕も君も大きくなったけど
あの頃のままの顔をしているね
手元に残っている手作りの
マフラーを二人の首に巻いて
楽しかった日々のことを想い出しながら
今までと同じように家に帰るよ
夕方の帰り道を
一緒に帰った日から
僕も君も探していた人が見つかったよ
手作りのマフラーを首に巻いたまま
夕焼け空の道を一人で歩いてきたけど
今は二人で歩いているんだね
前は君から握ってくれたから
今度は僕から握ってみるよ
離したりしないでね
やっと会えたんだね
いつから会っていないのかも
分からなくなってしまったけど
今度は僕から抱きしめてみるからね
世界で一番大切な人と君に言いながら
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