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ある夏の終わりのこと
作詞 少年R
A
空が吸い込んでいた 色だけ白い煙は
健気に見つめる 少年の澄んだ
瞳さえも濁しそう


B
やがて地球(ほし)は泣き始めた
傘に隠れた少年も 泣いていた


S
これがある夏の終わりのこと
目を閉じて浮かぶその画(え)の
続きを僕は 知っているのに
思い出せない? 思い出さない

痛みに泣くのさ ゆがんだ心が



A
熾烈な天変地異 命が果ててゆく音
この地球(ほし)があげる 悲痛の叫びが
どこかに混ざっていそう


B
今日も地球(ほし)は泣き始めた
その泣き声に包まれて 目を閉じる


S
まぶたの裏に浮かぶ景色に
あの少年の後姿
泣いてこっちを 振り返るまで、
次のシーンまで あともう少し

これから自分が 今更だとしても


C
"悔いのないように 生き続けてよ
僕らの未来を 奪うんならね"
少年の言葉から 夏のあの日から
ずっと逃げてきた もう十分さ


S
僕たちはこの地球(ほし)の命も
子供達の未来も全部
食いつぶしながらも生きている
誰だってほら 気づいてるはず

何から始めよう 今更だとしても

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公開日 2013/03/23
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コメント 少年R 38作目!!恋愛に絡ませずに書いたのは久しぶり…かなという印象です。ご感想などなど、お待ちしております!
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