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おっかさん
作詞 美浜 孝太郎
寒いまんまの 夜行に揺れて
窓際に置いた 筒が鳴る
見知らぬ土地へと この身一つで
胸の騒ぎは 希望ですか

今も尚 新しい
思い出映した 山の影

「一人前に なるまでは
その顔決して見せるんじゃないぞ」
言葉に似合わない 優しい笑顔で
背中を押してくれた 小さいその背中
行ってきます いつの日か
胸を張って帰るから
おっかさん

ぬくいまんまの にぎりを食べて
あふれ出た涙 塩の味
真っ赤な母の手 しわだらけの手
そこに残るは 不安ですか

音もなく 落ちる雪
見えなくなるまで 遙か郷

「言うな男なら 泣き言は
いつまで経っても子供じゃないぞ」
言葉にゃ入らない 大きな愛で
名前を呼んでくれた 安心する声
行ってきます いつの日か
自慢の息子になれるまで
おっかさん

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/02/05
ジャンル 羲罩
カテゴリ 絎倶
コメント 初めて演歌の詞に挑戦してみました。テーマは田舎からの上京。実体験ではないですが、お母さんの優しさはこーゆーものなのかな、と思いを巡らせながら書きました。
美浜 孝太郎さんの情報











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