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君の声が聞きたくて
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| 作詞 菊堂 新 |
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「ずっと一緒にいようね」と
君は嬉しそうに僕に囁いて
幻のように過ぎてゆく時
切なさだけが両の手に残る
永遠なんて言葉は無いと
僕は壁を殴りつける
痛む右手とこの心と
君がいない苦しい朝と
なんで なんで どうして 僕のこと
置いて君は先へと逝ったの
なんで なんで どうして 僕の声
もう君に届くことはないの
「クソ食らえだ死ねよ神様」
僕は呪詛のようにそう呟いて
楽しすぎた思い出までもが
僕の心を醜く歪めてゆく
救いなんてモノは失いと
僕は自分を痛めつける
絶望の果ての苦しさと
君がいない死にたい世界と
なんで なんで どうして 僕だけが
こんな惨めに生き残ったの？
なんで なんで どうして 僕だったの
どうせなら君と死ねたら良かったのに
溢れ出して 止まらなくて 落ち続ける 涙
切り裂いて 零れてゆく 流れてゆく 真紅
あの日の僕 微笑む君 もう戻らない 時間
僕は誰 此処は何処？ 何もかもが 不明
なんで なんで どうして あの日僕は
冷たい君を抱きしめ叫んでたの
なんで なんで どうして こんな僕を
君はあんなにも愛してくれたの
なんで なんで どうして 僕は今
こんなに嬉しくてたまらないの
なんで なんで なんで どうして
君の声が聞こえたような気がする
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