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ラビットサーカス
作詞 アマジ
トランポリンは日を追うごとによく弾み
ジャグリングは神の領域に触れる
飼われたラビットは火の輪をくぐり
綱渡りを華麗にこなす

棒をひとたび持たせれば
魔術に呪われた意志をもつ

尖る牙で声を塞ぎ、長い耳揺らせば
赤い光が照らし出す
爪の先、カタカタ動けば
サーカス始まりの合図となる

中に人がはいっているかのような
無駄な動きのないパフォーマンス
見とれる観衆に目も止めず
半笑いラビット、飾られた世界で踊る

暗い目で光見つめて、鋭い鼻研ぎ澄ませば
黒いカーテンが閉じる
小さな口、雄叫びあげれば
サーカス終わりの合図となる

笑う、揺れる、ラビットが笑う
喚く、響く、ラビットが喚く
流す、濡れる、涙を流す
開ける、話す、口を開ける

「早くファスナーを下して。私、ラビットじゃないから。」
手に取った着ぐるみ、ズタズタに切り裂いて
満月のウサギに手をのばす

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2007/09/04
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コメント あるサーカス団に入団した少女の話です。出来が悪いと団長に言われ、着ぐるみ姿で仕事させられます。評判はあがったのですがそれはあくまでウサギとしてでした。人間として認められず逃げ出しました。
アマジさんの情報











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