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五月の便り
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作詞 伊藤家の人 |
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蛙の泣き声が夕方の空気に溶けた。
君が東京に出てから一ヶ月
僕は会社に勤めつつも
家の仕事を手伝ったりなどしているよ。
オレンジ色の空、飛行機雲を目で追って
「君もこの空を、、、」なんて、ふと思ってみては
目を閉じて耳を澄ました。
君の固い決意は
昔眠った夢の続きを
ゆすり起こそうとしたんだよ。
だけれど、どうも保守的な僕は
今夜の野球のことなんか、考えてみたりしてさ。
今年腰を悪くした、親父とビールを交わし
言葉少なにこぼれそうな涙を堪えた。
とりあえず来月には、そちらに遊びに行くよ。
それと一緒に僕が探してたモノが何だったかも見にさ、、、
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