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最後の着信
作詞 海坊主
お気に入りの曲が溢れる
夕方の僕の部屋
突然鳴り響く携帯の着信
画面の呼び慣れた君の名前

いつもどおりボタンを押す
いつもどおりの君の声
いつもどおりの会話をした
いつもどおりのはずなんだ

なにもかもが普段通りの1日
全部崩されたよ
君は最後まで優しかったね

電波の向こうの君は
笑ってるのか泣いてるのか
わからないような声だったね

話が進むにつれて少しずつ
本当は気付いていたんだよ
最後の一言を聞きたくなかった
呑み込んでくれれば良かった

言いたいことは山ほどあるのに
肝心な時に上手く出ないんだ
このまま終わるなんて嫌だよ
お願いだから僕を見て

君が残した最後の優しさは
僕には意地悪過ぎたんだ
止まらない感情が頬から落ちる
僕にはどうすることもできない

もう二度と鳴らないんだね
君からの着信は虚しいだけ

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公開日 2007/09/03
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コメント 最後まで君は・・・
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