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ホッケ
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| 作詞 少年アリス |
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一週間前のヤツ 解凍した手前
満腹とは言われたものの 君の分も焼いちゃった
明日にでも明後日にでも 好きな時に食べれば良いから
取り敢えずは置いとくよ 冷めたら自分で仕舞っとけ
寝転がって読むと しんどい 食卓に本を持って移動
おや 未だあるな 冷たいぞ ホッケ
別に邪魔じゃあないが どうも
「あ、有難う。 気が利くじゃん。」
それだけ告げると帰る君
冷蔵庫から振り向けば ヘッドフォンに没入中
珍しい アイドルCDだ レンタルだろうに床に置いて・・・
まあ構わないか 面白い？ メモに託して問うてみる
「口で聞けば済むよ、それ。」 口調と顔とが噛み合わない
「変に気ィ使わないでさ。」 笑いながらコンポを止める
「これで聴こう。」 イヤホンに切り替え
「片っぽ、どうぞ。」 また笑う
ずっと前も このイヤホン 半分こにして聴いたっけ
「馬鹿だなあ。」 君は今も 優しい人とは宣わなかった
「どうやって此処に来たんだろう。」
「ホッケがあったからじゃない？
ホッケ、美味しいよね。 好き？」
「うん。」
そうゆう話か ―うん
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