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見つめたお肉
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作詞 だいち |
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‘痩せるんやろう’というコトバは
‘痩せたい’とい私は思っている・・・はずなのに
私の左手は止まらない
右手の紅茶も手放せない
‘痩せたい’というコトバは
次第に力を失う
指についた塩を舐めた時
少しだけ現実に戻る
‘そういえば私、痩せたいんだっけ’
今まで何度破棄しただろう
私と私の約束
私が私と交わしたはずの約束
気がつけば私はいつも
もう一人の私に甘えていた
またポテトチップスの現実が戻ってきた
左手は止まらない
右手も勿論止まらない
‘誰かに痩せろって言われたっけ?’
もう一人の私が言ってただけ
私は私としか約束していない
誰も見ていない
私と私だけの約束
でも、大切な約束・・・だった気がする
私は私を壊した・・・少しだけ
これからも壊すから
壊し続けるから
少しは治してあげないと
とりあえず、
約束のカケラでも拾い集めよう
残った最後のカスを
サラサラッと口に流し込む
さぁ、ダイエットは明日から
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