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アルマゲドン
作詞 もやしっこ
明日で世界が終わってしまうとしたら…
なんて映画か漫画だけの世界かと思ってたよ



だってまさか 現実に起こるなんてさ



巨大隕石だって  ホントどっかの映画にそっくりだね





僕は残りの時間を 地球上の人間の誰よりも
君といることを望んだ




母ちゃんとか反対するかなぁって思ってたんだけど
僕の最後のわがままを
なにも言わずに聞いてくれた。






そして君と最後の時を過ごす




死ぬのは怖い
なんで怖いのか? 痛いから? んなわけない



死んだらなにもかも失ってしまう
お金も
服も


家族も  君も
愛すらも


失ってしまうんだ。





そのことが怖くて怖くてたまらない。
すごく怖い
君を失ってしまうのが すごく怖いんだ




君は僕の隣にいる
僕はもっと君の笑顔が見たかった



それでも僕なりには努力したさ
永遠なんてのが ないことは
十分理解してた


いずれ別れはくるんだ



だから僕は 君と共有できる時間を
すごく愛しく思っていたし

君のこともすごく大切に思っていた





だから君の笑顔を見た回数は
同学年の男子の中だったら
ダントツの一位って言い切れる





今日が晴れててよかった
もうこのキレイな星空を
君と見ることもないだろう




そんなことを考えてるとなんだかとっても泣きたくなった。







君は言う
 

ねぇ 人ってさ 死んだらどこに行くんだろうね


私ね 地獄はないと思うの
だって この世に心から悪い人間なんていないと思うから



でも 天国にも行きたくない


ここにいたい ずっとあなたのそばにいたい
あなたと一緒にいれるのなら

巨大隕石だって怖くないと思えるんだよ








死んだら愛は無くなってしまうと思っていた
なにもかも失ってしまうと思っていた



だけど違った
なんで 君の愛を信じてあげれなかったんだろう



愛は
想う心があるかぎり消えないんだ

心って体のどこにもないじゃん
体が朽ちても心は残るはずなんだよ



 だから  ずっとそばにいるから ここにいるから





そして 朝日が顔を出した
目を閉じたくなるような キレイな朝日



空には もうアレが見えてる。



でも怖くない だって僕は一人じゃないから
支えてくれてる君がいるから



そんな訳の分からん理由を支えにしてる僕
でもその理由だけでいいんだよ


もう僕はなにも望まないさ




ねぇ 手 つないで 

うん

はなさないでよ 私も死んでも はなさないから








僕の目が最後にとらえたものは

隕石でも
君の笑顔でもなかった



そういやぁ 見たことなかったな



君の泣き顔





その瞬間 世界は終わった

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2007/09/03
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 映画のアルマゲドンをイメージして書きました。
世界が終わる一日前に 人は何を考え 何を望むのでしょう。
何をやったって無駄なのになにかをよろうとする。
それは心が無駄ではないと知っているからじゃないですかね。
一番時間がかかりました。 ぜひ読んでください。
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