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弥生
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作詞 629。 |
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なぜか温かな風はふわりと吹き抜け
遠く、日々を引き離そうとしています
始まりと終わりが哀しいものだとは
今初めて実感しました
別れの季節はみんなぎこちなくなって
違う笑みが零れたりしています
桜はつぼみを
僕は花束を
それぞれ授かってここから始まっていきます
花が咲いたら
散らばっていって
桜と僕は
あたらしくなる
これ程に別れが
寂しいのなんて
それさえ言葉に
出来やしない
別れの季節はみんなぎこちなくなって
違う笑みが零れたりしています
散らばる命は
蒲公英のように
それぞれ新しい場所へと旅立ちます
そこに慣れたら
忘れていって
みんなは大人に
なっていきます
これ程に涙が
とまらないなんて
それでも僕も
大人になっていく
桜が咲いたら
蒲公英舞ったら
あの頃を思い出し
また会いたいね
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