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Carissimo
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作詞 黒長出帆 |
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想いは募るだけ
蜉蝣のように儚い一生を終えた
君からの置き手紙
「愛してる」は見当たらなかった
辛いのを察し出来なかった僕のせい?
君を慈しむ故 猶予して
答えを出せなかったから?
考えても答えは出ない
飛沫が舞う波間に垣間見た
僕の姿
憐れみにくれていて 空けていた
「ごめんね」一言も言えなかった
未練がましく 空無の君に問いかける
閉じた瞳が言うメッセージ
その時はまだ気付けなくて
空論ばかり並べてた
そんな自分が不甲斐ない
もどかしい僕の指先
行くあてなくただ彷徨う
きっと求めてるのは君だろう
視線の先に見えるのは悲しい残像
絶えた君の唇に唇を重ねた
懐かしい感覚に 涙ぐむ
美しい君の瞳は今日で見納め
「さようなら」そう呟いた
その言葉は行くあてなく、
瞬きの早さで消えてしまった
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