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夢見た人形は私
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作詞 暗朝 |
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つかまえるはずの鳥 届くはずだった手紙
もう終わったはずなのに 見えてしまったから
重たい心にさせた君 笑顔で帰っていった
成功するなんて思ってなかったのに
失敗してこんなに悲しいの なぜなのか分かんない
目の悲しみ 行き場を無くして溢れてきた
止められない 止まらない
なぜ出てきてるか分からないの
ぼやけて見えた月の光―――
目から何も出なくなって 出る物がなくなって
涙と言わないのは 泣いてるって思いたくなくて
疲れた体になっていた 枯れてく花になってた
夢を見すぎたってことなのかな
完成しないパズルのピース どこに行ったかわかんない
未完成だったの かけたピースが何かも分かんない
バラバラに くずれてく
私の心と一緒にくずれてくの
ぼやけて見えた月の光―――
まだ見えないの 目を開けたくなくて閉じてるの
動けない 動かない
まるで心のない人形のように
何もないのね 暗闇しか見えなくても怖くないの
悲しいの 寂しいの
窓から見える月に心はあるの?
悲しくて でも涙は出てこなくなっていて
止まったの 動かない
電池のぬけた時計になったの
戻らない かけたパズルは作れないのよ
未完成 終わったの
恋した私の負けだったの
ぼやけて見えた月の光―――
夢見すぎた私は人形ね―――
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