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サヨナラのカタチ
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作詞 じゅんぺー |
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落ち葉が舞う 並木道
君と二人で歩いていく
君は寒そうに 手をさすって
「もう秋なんだね・・・」とつぶやく
夕暮れ時の 太陽が
みんなにサヨナラって手を振る
僕の顔も 君の横顔も
オレンジ色に染めながら
壊れかけたベンチに座って バスが来るのを待つ
ともりだした街灯の明かりが 僕ら二人だけを照らす
何でなんだろう 明日には また会えるってわかってるのに
君に手を振るこの一瞬が とても寂しいのは
自分の部屋で 少し横になって
君の事を思い出してたら
さよならの時 君はうつむいて
少し震えていた気がした
その時ズボンの ポケットに
何か入ってるのに気づいた
君の名前入りの その紙には
「ごめん」と「ありがとう」の文字だけ
あわてて自転車を漕いで 隣町の君の元へ
闇に包まれた景色が 僕を不安にさせる
何でなんだろう あの時 また会えるって思ってたのに
君は泣いてうつむいてたんだ どうして気づけなかった
君の家に 着いたけれど
家の中には何も無くて
僕はその場所に うずくまって
少しの間涙を流した
何でなんだよ あの時 君が教えてくれてたなら
ちゃんと「さよなら」を言えたのに 手を振るだけじゃなかった
でも・・・
「また会えるだろ 必ず」 君を探しに行くよ
君が「さよなら」書かなかったのは もう一度会うためだから
僕はそう思いたいから・・・
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