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落葉
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作詞 稜 |
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十月の街並みはどこか寂しげな風景が映る
目を閉じて耳を澄ませばほら また一つ
落ち葉が空に舞い散る
辺りはオレンジ色に包まれ三日月も顔をみせていた
あなたを愛しく感じてもあたしの思いは届かないの
それはまるで落ち葉みたく
ただひらひらと落ちてゆくだけ
並木道色どる木々に不意に優しきメロディ流れて
手を広げて空に目をやればほら 一粒の
滴が頬に降りおちた
先に逃げないように今は無造作に笑ってみせていた
あなたの持つ領域にあたしの想いは入れないの
それは今日も落ち葉みたく
ただゆらゆらとおちていくだけ
ほら 落ち葉溢れるこの道に涙おとして歩こう
ほんとはあたしにもわかっていたこと叶わぬ想いだとずっと
それを意味なきモノには
ただ これからもしたくないだけ
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