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リアリズムロケット
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作詞 629。 |
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飛び立つ瞬間だけがすべてで
その後はどうでもいいんだろう
勝手に世界一とか言いながら
ほったらかし状態
宇宙に捨てられたロケットは
夢見ながらも心が痛い
いつか衰えて 空で
砕け散ってしまうのかな
嗚呼、理想よりも厳しい
現実は寂しい
嗚呼、心は呼んでいるけど
言葉が寂しい
もうロケットにも気持ちが生まれてしまった
成功して地上に辿りついて
歓声を浴びるのは 乗っていた人間のほう
頑張ったロケットはガラス張りの
逃げられない箱の中
嗚呼、このまま飛んでいきたい
このままじゃロケットじゃない
嗚呼、心なし軋んだ
錆びついた羽が痛い
もうロケットにも感覚が生まれてしまった
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