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疑問文で。
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作詞 悠姫 |
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携帯メール早く打つ事だけが
あたしの自慢だったりね。
だけど、そんなあたしの天敵はキミで。
キミだけはあたしの自慢の邪魔する。
キミだけには速く打てない。
あたしはあほだから良い文章なんか
作れなくて。
だけど読んで欲しくて返事欲しくて
いっぱいいっぱい考えてあたしなりに打ったんだ。
「今何してるの?暇?」
30分考えてそれだけ?自分でも馬鹿みたいと
後悔するけど
どうしようもないくらいドキドキ。
返事来るかな?今何してるんだろう?
大好きなサッカーしてるかな?
ドキドキしながら何回もセンターに問い合わせて。
不安になりながらもディスプレイ確認して。
着信音が鳴るたびにドキッとして。
返事遅いなぁ〜。
きっと忙しいんだ!!
気づいてないだけかなぁ〜なんて
無理して理由つけて待ってるあたし。
返事が欲しくて疑問文にしたよ。
見て欲しくて。あんな短い文章なのに
ありったけのあたしのココロ込めて。
だけどね、
疑問文は一生疑問文のままだったんだね。
答えは返ってこなかった。
それでもあたし、
暇じゃないのか。なんて
自分を慰めてたりなんかして。
あ〜ぁ。馬鹿みたい。
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