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アノ時握り死めた手は。
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作詞 凛 |
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温かい とてもあったかい手だった
僕は そのぬくもりがだいすきだった
伝わる気持ち 流れる命 ぜんぶを教えてくれたもの
でもある日 その手は突然冷たくなった
そうしたのは他でもない ぬくもりをもらったこの両手
手からは何も伝わらなくて 命の流れもなくなって
気づけば赤く染まっていた タダアカク あかく
温もりは消えてしまった
きっといつかなくなってしまうモノ
僕は それが怖かったのかもしれない
なくす前に 自分で終わらせた
なんの前触れもなく 消えるのを恐れて
弱くて小さい コンナ自分を守るタメに
温かい手だった
大好きな手だった
もう冷たくなった
もう消えてしまった
あの手は赤く染まっていた
その時僕は泣いていた
伝えようと思った
流し続けようと思った
強く手を握り締めて
温かな手を求めて…
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