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妄想癖
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| 作詞 酢 |
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妄想癖で綴っていく ノンフィクション
絶望も知らないけれど 希望もいらない
本能のままに なんて 僕には無理で
エゴイスティックに 歌ってみても
溢れて来る 淀んだ世界は確かなもので
渇いた瞳を潤す涙は 知らぬ間に枯れて
思い出の夕焼けは 少し 汚れてしまった
綺麗であろうとするから 汚れていく
原因は結局 僕の右手が知っていて
虚しさと寂しさが 僕の笑顔を造ってる
妄想癖が崩していく ディメンション
鼓動さえも規則正しく 嫌になる
こんなにも 普通に過ぎていく時間
ヒーローも悪役もいない 現実は無常
僕が越えられるのは 六段の跳び箱くらい
ファンタジック は 芸術性だけの偶像
妄想壁が描き出す アニメーション
もう この思い と この右手 が
誰にも触れぬように 誰も汚さぬように
電子分解で生と負に分裂させたい
試験管の中 水銀に包まれ 眠る
もっと もっと 本物に近い嘘が欲しい
ずっと ずっと 幻想の中を彷徨いたい
僕の存在が
この予定調和で消えないように
僕の存在を
僕の中だけで抱きしめたい
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