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クロウ
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| 作詞 しろくろ |
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傷だらけになった カラスに出会った
助けてやろうと 抱いた瞬間
黒いくちばしで 僕を何度も
つついてきたけど 離さなかった
何も信じない お前のその目が
どことなく僕に そっくりなんだよ
うるさく鳴くのは 寂しいからだろ？
ゴミをあさるのは 生きるためだろ？
僕だけは君を わかってやるから
悲しい唄など 歌わないでくれ
白い包帯を カラスに巻いた
似合ってるじゃんか しろくろ模様
餌を差し入れる 僕を何度も
つついてきたけど 痛くなかった
人と触れ合うの へたくそなとこが
どことなく僕に そっくりなんだよ
好きで真っ黒な わけじゃないだろ？
白ならちょっとは 愛されたかもな
僕だけは君を わかってやるから
優しい唄でも 歌っておくれ
カラスの体は 傷つきすぎた
甲高い声も 小さくなった
立とうと頑張る 君を何度も
応援したけど 不可能だった
泪を流して 抱いた瞬間
黒いくちばしが わずかに動き
悲しみではなく 優しさに満ちた
声を何度も 僕にくれた
世界の誰もが 君を嫌おうと
世界の誰もが 君をけなそうと
僕だけは君を 愛してやるから
最期に唄でも 歌っておくれ
最期まで唄を 歌っておくれ
いくつも苦労を 味わった黒
命枯らすまで 歌い続けた
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